千葉ローリー|旅するように生きるフラメンコダンサー

日本とスペイン、そしていくつもの文化のあいだに橋をかけています。
私は長いあいだ、
「どこにも属していない」という感覚と共に歩いてきました。
昨年受けたDNA鑑定が、
その理由を静かに明らかにしてくれました。
日本、中国、中央アジア。
そして、イギリス、アイルランド、フランス、ドイツ。
私の中には、
いくつもの大陸が同時に息づいていました。
見事なほど、アジアとヨーロッパが重なり合う構造でした。
スペインで感じたのは、
「帰属」ではなく、
むしろ“呼応”に近い感覚。
ケルトの響きが残る土地、
フラメンコに潜むアイルランドの残香、
イスラム建築が今も息づくアンダルシア。
混ざり合い、受け継がれてきた美しさが、
この国の風景には自然に溶け込んでいました。
夫のDNAにも、スペイン以外にも
アフリカ(アラブ系)やイタリアのルーツが流れていました。
私たちは、ひとつの国に収まらない家庭。
それは欠落ではなく、広がりでした。
長く探していた「居場所」は、
どこか一つを選ぶことではなかった。
すべてに属していていい。
無理に変わらなくても、そのままで存在していい。
いくつものルーツが響き合う場所で、
私は今日も、旅するように生きています。
Profile
- 活動名:千葉ローリー
- 職業:フラメンコダンサー
- 活動拠点:日本/スペイン
- 主な活動:
・舞台出演
・ワークショップ、教育活動
・文化交流プロジェクト
このブログの思想については
「あわい(間)を生きる」 にまとめています。
日々の断片は、Notes|日々 に静かに残しています。